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大塚商会とは
大塚商会
約71万社との取引実績を誇るSIerにして国内最大級のソリューションプロバイダである大塚商会。同社のテクニカルソリューションセンターでは、各製品技術に関するナレッジ蓄積、各事業拠点への教育およびサポートを実施している。
同センターでは2005年4月に「OKWave ASK-OK」を導入し、社内Q&Aコミュニティ「教えて!Web」を開設。「教えて!Web」は2,700名ものエンジニアが参加するQ&Aナレッジコミュニティに成長し、日々活発なQ&A形式の情報交換がなされ、必要かつ有益な技術情報の蓄積が進んでいる。 今回、導入から運用までを担当しているテクニカルソリューションセンターの米森氏にお話をうかがった。
▼Question
株式会社大塚商会の事業内容について教えてください。
▼Answer
当社は1961年の創業時のOAの専門商社から、今日ではワンストップソリューションを実現するソリューションプロバイダへと成長しています。顧客企業数は71万社におよびます。具体的な事業内容は、システムインテグレーション事業と、サービス&サポート事業に大別できます。
▼Question
その中で米森さまは所属されているテクニカルソリューションセンターにてどのような業務にあたられているのでしょうか。
▼Answer
テクニカルソリューションセンターでは、社内のテクニカルエンジニアが持つ各製品技術についてのナレッジ蓄積、各事業拠点のエンジニア教育、および拠点サポートを実施する業務に当たっています。また、今日お話しする「教えて!Web」の運営委員会を束ねており、「教えて!Web」運営の推進、課題の検討と解決を委員会を通じて行っています。
OKWaveとの出会い
株式会社大塚商会 米森さま
▼Question
さて、弊社のQ&A情報活性化ツール「OKWave ASK-OK」を用いた「教えて!Web」を運営されて2年が経ちますが、当初「OKWave ASK-OK」を導入されたきっかけは何だったのでしょうか。
▼Answer
当時、テクニカルソリューションセンターでは業務遂行に際して3つの課題がありました。1つ目は、各事業拠点の技術者に製品知識等の技術情報の共有が進んでいなかった点、2つ目には、事業拠点から本部(テクニカルソリューションセンター)への問合せは同じような質問内容が多く、本部の業務負荷となっていた点、そして3つ目には部門としての共通するナレッジシステムがなかった点です。ナレッジシステムに関しては各課で独自のWebサイト等での情報共有は行っていたものの、共通の仕組みやルール作りがなされていませんでした。
▼Question
それで、これらの課題を解決するソリューションを検討された、ということですね。
▼Answer
そうですね。技術部門が中心になって業務効率改善やサポート品質向上を検討する委員会を全社横縦で作り、その席でナレッジ共有の必要性が議論されました。それを受けてナレッジ共有ツールの検討がなされ、「OKWave ASK-OK」も検討対象となりました。
▼Question
最終的に「OKWave ASK-OK」に決定された決め手は何だったのでしょうか。
▼Answer
ツールの検討に当たっては、ブログツール等、様々なツールをテストしましたが、Q&A形式でナレッジを蓄積していくという同システムの完成度や画面操作等の使い勝手の良さ、そして多くの導入実績から「OKWave ASK-OK」の導入を決めました。
▼Question
導入に関して、社内調整等の苦労はありましたか。
▼Answer
導入に至るまでは様々なツールを検証しましたが、上層部も問題解決のために協力的でしたのでとくに社内調整等の苦労はありませんでした。
導入効果
▼Question
運用のお話に移りますが、どのような社内体制で「教えて!Web」を運営されているのでしょうか。
▼Answer
専任部署や専任担当者は置かず、運営委員会を立ち上げ、日々の業務と平行して運用しています。導入からカットオーバーまでは2ヶ月ほどの期間でしたが、テクニカルソリューションセンターの各課から委員を選出するとともに、各事業拠点からも代表を出し、仕様等を策定しました。
現在では、利用する部門も導入当初より増えたため、20名ほどが委員会に加わっています。
▼Question
「教えて!Web」の運用開始後、軌道に乗るまでどのような施策をされましたか。
▼Answer
リリース前後にまずはテクニカルソリューションセンターの中であらかじめQ&Aを投稿し、利用価値のある仕組みであると理解してもらうようにしました。具体的には、テクニカルソリューションセンターのエンジニア約100名の全員が、実際に拠点から電話で問合せを受けたやり取りをQ&Aで投稿するようにしました。ですので、オープン前後で1,000件ほどのQ&Aがすでに蓄積されており、各拠点の技術者らが「教えて!Web」にアクセスして実際に活用できるということを実感させました。
▼Question
Q&A数が開始時点で1,000件とはすごいですね。
その他に工夫された点はありますか。
▼Answer
活用してもらうように徹底するため、拠点エンジニアからの問合せに対して積極的に「教えて!Web」へ誘導しました。さらに、拠点のマネージャに毎月の利用状況をレポートしており、不活発な拠点には利用を喚起するなどしました。
▼Question
現在ではどの程度利用されているのでしょうか。
▼Answer
月間で300件から400件の質問が投稿され、ほとんどの質問には1、2件以上の回答がついています。また、自分では質問を投稿せずに見るだけで解決している人も多いので、Q&A閲覧数は月間3万PVほどになっています。
▼Question
利用者はどの程度なのでしょうか。
▼Answer
当初テクニカル部門の600名ほどで開始しましたが、現在ではアプリ部門やCAD部門など、社内の全技術部門へと広がっています。人数的には技術部門以外の隣接部門のスタッフも含まれますので2,700名ほどが参加しています。
▼Question
人数が増えることで、運用面での苦労もあるのではないでしょうか。
▼Answer
運用に当たっては、カテゴリ設定において、設置したカテゴリに対する責任部署を置くようにしています。当社で取扱っている製品分類に基づいて「教えて!Web」のカテゴリ設定を行っていますので、あるカテゴリに質問が入れば、回答がつかない場合には担当する部署が責任を持って回答する、という運用ルールにし、回答がつかない、ということを極力避けています。
▼Question
導入当初と現在で、変化したことはありますか。
▼Answer
導入当初は、拠点のエンジニアからは質問投稿はあったものの、回答に責任をもてない、という考えからなのか回答投稿は少ない傾向がありました。現在では運用に慣れたこともありますが、むしろ現場でしか分からないような質問も増えてきたことで、拠点のエンジニア同士のQ&Aも数多く取り交されています。現在では半数くらいがそうなっていますね。
▼Question
導入効果としてはいかがでしょうか。
▼Answer
導入前の問合せ件数等の定量的なデータはとっていなかったため、効果測定が難しいのが残念なところですが、感覚的には似たような問合せが減るなどの効率化やナレッジの共有化が図られるなどの効果が出てきていると考えています。また、意見を吸い上げるために年2回利用者アンケートを取っていますが、概ね高評価を得ています。
▼Question
さて、今後は「教えて!Web」をどのように使っていきたいですか。
▼Answer
今取組んでいることでは、スマートフォン等のモバイル端末で利用できるようにし、利用場面を拡大し、さらに利用効率化を図っていく考えです。
▼Question
今後の展開に向けての課題やOKWaveへの期待はございますか。
▼Answer
現在では質問数が約17,500件、回答数が24,000件以上と、かなりのナレッジが蓄積されていますので、より検索しやすい仕組みを提供したいと考えています。OKWaveさんにはその点も期待しています。 何よりも、使ってもらえないと利用価値も伝わりませんので、使ってもらえるような施策を今後も行っていきたいと考えております。
企業DATA 株式会社大塚商会
URL:http://www.otsuka-shokai.co.jp/
所在地:東京都千代田区飯田橋2-18-4
システムインテグレーション事業/コンピュータ、複写機、通信機器、ソフトウェアの販売および受託ソフトの開発などサービス&サポート事業/サプライ供給、保守、教育支援など

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