小学館の育児情報サイトの「DAKKO」は小学館の幼児学習雑誌の情報のみならず有益な子育て情報を提供している。
「DAKKO」ではサイトリニューアルと合わせた2008年2月に、「OKWave」のQ&Aコミュニティーデータベースを自社サイトに連携できる「OKWave QA Partner」を導入し、『おしえてDAKKO』を開設。育児中のママらからの支持を集めている。今回、雑誌「めばえ」編集長で「DAKKO」サイトを担当されている朝尾氏にお話をうかがった。
「DAKKO」について
OKWaveとの出会い 「教えて!goo」のようなQ&Aコミュニティが開設できる

Question > 「OKWave QA Partner」の導入前の話に遡りますが、朝尾様の感じていた課題は何だったでしょうか?
「DAKKO」は雑誌のサイトですので、雑誌の宣伝が一番の目的です。我々の雑誌は付録が多いのですが、書店では紐でしばられていて中が見えないのと、小さなお子さまといっしょだと本屋さんでゆっくり選ぶ余裕も無い、ということで、あらかじめネットの方で付録の完成したものを紹介するなどしていました。
ただサイトのコンテンツがそういった雑誌の宣伝だけでは集客にも限界がありますし、読者の方の囲い込みもしたい、という考えもありました。そのためにもサイト自体の魅力を高めていこうと、雑誌以外のコンテンツもサイト立ち上げ時から入れてはいました。
Question > では、OKWaveとの出会いのきっかけは何だったでしょうか?
きっかけは実はたまたまですね(笑)
OKWaveの営業の方に「OKWave QA Partner」の説明をいただいて、個人的には「教えて!goo」を使っていましたので、仕組みはすぐに分かり、自分のやりたいことが実現できるなと感じました。
Question > 導入はスムーズに進んだのでしょうか。
「DAKKO」のサイトが利用しているサーバーの自由度があまり高くなかったため、RSSで最新の質問をフィードするのが技術的に難しく、両社で苦労しましたが、最終的にはうまくいってよかったな、と。
Question > 導入に当たって社内調整等でご苦労された点はございましたでしょうか?
小学館には様々なネットメディアがありますが、それら全体を管理する部署があり、他社さんと何かやる場合にはこちらの部署の承認を得る必要がありましたので、そちらへの説明もOKWaveさんにはしてもらいました。
Question > 出版社がCGMを取り入れるのはどうか?という議論が社内でもあったとか…。
2008年当時の話だとは思いますが、今だとそういう話は出ないでしょうね。
ただ、外部の会社さんが管理されている情報を小学館のサイトに取り入れるのは「DAKKO」がはじめてだったので、そういう意味での議論はあったとは思いますね。
導入効果:導入後、「DAKKO」サイトのPV全体の半数近くを占めたことも
Question > 「OKWave QA Partner」の導入効果としてはいかがでしたか。
「DAKKO」の利用層である育児をしているお母さんにとっては、昔ながらの地域の結びつきも薄くなって、育児の悩みを相談できる機会も少なくなってしまったので、Q&A形式で相談できるのはやはり好評です。雑誌でも以前から悩み相談は人気がありましたけれども、数をたくさん掲載できるわけではありませんし、専門的な回答をつくるのも容易ではありませんので。
導入後、月によっては「DAKKO」全体のPVの半数近くが「おしえてDAKKO」という時もあり、ひじょうに役に立っております。
Question > モバイル版の「おしえてDAKKOモバイル」も2009年2月から開始しています。
今のお母さん方はPCよりもモバイルにより親しんでいると思いますので、これからはモバイルにも力を入れていこうと考えております。また、PCの方は雑誌の宣伝が目的でしたので元々サイトからの収益は考えていませんでしたが、モバイルの方は雑誌の読者の方以外にも見ていただくことで広告モデルでの収益化も意図しています。DAKKOのモバイルサイト自体は2008年10月に開設しましたが、実は「おしえてDAKKO」PC版の導入の時にはモバイル版の導入についても相談しておりました。
Question > 今後どのように発展させていきたいですか。
やはりモバイルの方に注力していく考えです。「おしえてDAKKOモバイル」の導入時に、ヘッダに広告を当社が配信する仕組みが技術的にはなかなか難しく苦労しましたが、それもうまくいきましたので、広告モデルとしてもうまく発展させていきたいと考えております。

■Q&AコミュニティのPV数がサイト全体の半数近くに達する月も
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