オウケイウェイヴ総研
オウケイウェイヴ総研は、より多くの人々や社会が互いの助け合いを通じて発展することを目指す経済的な考え方や、ブロックチェーン技術が今後の日本や世界に与える影響や社会変革につながる可能性の探索と考察、経済と社会の状況変化等の分析などを進めます。
最新コラム&総研レポート
オウケイウェイヴ総研所長・大山の経済をめぐる考察コラムや、Q&Aサイト「OKWAVE」に集まったVOC(Voice Of Customer/顧客の声)の分析・考察を掲載します。商品開発やマーケティング、さらには政策や社会変革に役立つよう、発信を続けていきます。
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Q&Aサイトからみた“新型コロナウイルス感染症と日本”
人々の不安が多岐にわたり、大手メディアの報道とは異なる、“生の声”も急増
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オウケイウェイヴ総研メンバー座談会 〜Q&Aコミュニティの質問から読み取る“令和2年度予測”〜
新型コロナウィルス感染症関連増が不可避、社会保障関連の個別複雑な相談の増加を予測
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サポートコミュニティ利用者は解決の結果に関わらず 必要なソリューションとして評価
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「感謝経済」をめぐる“風景”その12(最終回) 〜“感謝が廃ればこの世は闇だ”〜
オウケイウェイヴ総研所長の大山泰による「感謝経済」を題材としたコラム第12弾(最終回)
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研究所概要
オウケイウェイヴ総研は2013年5月に設立され、日本初、最大級のQ&Aサイト「OKWAVE」に蓄積した3,700万件以上のQ&Aデータをはじめとするビッグデータを基にユーザーの声を分析してきました。「OKWAVE」に寄せられた「質問」と「回答」というユーザーの“リアルな声”を分析し、生活者が今“求めれている”ことは何か、今“必要なもの”は何かを可視化し、提供していくことが更なる産業振興、社会の活性化につながると考えています。また、AI(人工知能)やブロックチェーン技術の活用は、社会、経済のあり方に大きな変革をもたらすことが期待されています。 本研究所は従前の活動に加え、新たな経済、社会のシステム等のあり方の模索、研究、分析、考察などを行ってまいります。
所長メッセージ
「ナレッジ(情報/知識)は21世紀の石油」という言葉がビジネス界などで一般化して、数年が経ちました。この言葉ですら手垢にまみれた感も出つつある昨今、それは裏返せば、ナレッジの活用、産業振興の新次元をめざした情報関連技術の進歩がAI(人工知能)も含め、多角的、重層的に、すさまじい速さで進んでいるからだと思います。
オウケイウェイヴ総研はこれまでに、VOC=顧客の声、の積極的な収集・データ分析・事業戦略への活用のサイクルやご提案を、企業様はじめ多くの方にお届けし、オウケイウェイヴの3,700万件以上のQ&Aの情報をもとにしたデータ分析等をお役に立てていただきました。
当研究所はこうした活動を引き継ぎながら、より多くの人々や社会が互いの助け合いを通じて発展することを目指す経済的な考え方や、ブロックチェーン技術が今後の日本や世界に与える影響や社会変革につながる可能性の探索と考察、経済と社会の状況変化等の分析などを進めています。
経済は、生存競争、弱肉強食の市場原理だけでも失敗します。一方で規制や制度が強すぎても”アニマルスピリット“を抑制し、イノベーションの芽を摘んでしまいます。市場も失敗するし、規制(政府/政策)も失敗するなか、経済や制度には、“多くの人々が幸せになるため”の、微妙な“さじ加減”が求められています。経済学や経済の分析、政策の在り方には“クールヘッド、ウォームハート(冷静な頭脳と暖かい心)”(経済学者 アルフレッド・マーシャルの言葉)が必要と言われます。この言葉を大事にして、微力ながら、経済の考え方、ナレッジとIT技術のあり方などを研究していきます。

- ⼤⼭ 泰 オウケイウェイヴ総研 所⻑
- 1961 年東京⽣まれ。⼀橋⼤学経済学部卒。株式会社フジテレビジョンで経済部⻑、経済担当解説委員、等を歴任。BS フジ「プライムニュース」など報道番組で経済解説を⾏う。内閣府/公正取引委員会「競争政策と公的再⽣⽀援の在り⽅に関する研究会」、農⽔省「政策評価第三者委員会」「⾷料・農業・農村政策審議会」など、複数の政府の有識者会議等の委員を歴任。