プレスリリース

Q&Aサイトからみた“新型コロナウイルス感染症と日本”

未曾有のパンデミック、感染拡大の生活影響の甚大さを、かつて例を見ないほど浮き彫りに。人々の不安が多岐にわたり、大手メディアの報道とは異なる、“生の声”も急増。

株式会社オウケイウェイヴのシンクタンク、オウケイウェイヴ総研(所長;大山泰)は、世界的に感染が収束していない新型コロナウイルス感染とそれに関係する社会・経済問題などをQ&Aサイト「OKWAVE」の質問と回答をもとに量的質的に分析し、ここ数か月の質問者の傾向を探り、調査しました。


【調査結果のサマリー】
・質問タイトル/本文に「コロナ」または「COVID」を含む質問投稿は1〜4月間は毎月増加。5月に減少に転じた。
・1月時点では “対岸の火事”のような見方がある一方、すでに医学/疫学的リスクや今後の経済影響についての質問も見られた。
・2月から質問は急増し、「肺炎」「感染」「治療」「免疫」と言った医療に関するワードが強く関連付けられた。
・3月からは女性の質問比率が増加。感染予防、感染防止の手段への知見は不足し、多くの人が自主的にリスク回避を考えるなど、混乱と困惑があったことが読み取れた。
・4月からはコロナというウイルス自体への不安から、コロナによって生じた生活環境、人間関係への不安へと関心がシフトし始める傾向が読み取れた。
・5月は医療に関する話題よりも、仕事や恋愛の話題がやや強く出ており、多様なカテゴリにコロナ感染拡大を背景とした質問が散らばりはじめ、影響範囲の広さがうかがえた。

【調査概要】
対象サイト: Q&Aサイト「OKWAVE」 https://okwave.jp
対象期間: 2020年1月1日〜5月31日
調査対象: 質問タイトルか質問本文に「コロナ」または「COVID」が含まれる投稿全件(2,716件、内訳:1月27件、2月242件、3月576件、4月1,168件、5月703件)

調査レポート詳細はこちらからご覧ください。

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